基本編2:ホテル予約サイトの特徴を知って使いわけよう!

ホテル予約サイト、横断検索サイトの2つを駆使する

楽天トラベルは、じゃらんと並んで、カバーしているホテル数が半端でない

前回、ホテル予約をうまく行っていくには、2種類のサイトを使っていくのがいい、とご紹介しました。

1つめは、ネット企業や旅行会社などの一企業が個別に運営しているホテル予約サイト

例えば、じゃらんnetや、楽天トラベル、エクスペディア、あるいはJTB、近畿日本ツーリストなどがこれにあたります。

そして、2つめは、そうし た個別予約サイトの多くと提携して、どの個別サイトに目当ての宿泊プランがあるか、どの個別サイトのプランが一番安いか、比較して私たちに伝えてくれる 横断検索サイト

例えば、トルップアドバイザーやトリバゴ、トラベルコなどがそうです。

魔法の予約術を身につけるには、後者の横断検索サイトを 使いこなすことが肝心です。

代表的な横断検索サイトについて説明していこうと思いますが、ただその前に、もう少し、個別の予約サイトについて書かせてくださ い。

横断検索サイトを使っても、結局、最後には一番ピッタリな個別予約サイトに案内されることになります。

つまるところ、最後にお世話になる先は、個別の予約サイトなのです。

それに、自分にとってのホームグラウンドみたいな個別予約サイトをいくつか見つけておくと、ポイントをためるなど、何かといいことがあ ります。

だから個別のホテル予約サイトについて、もうちょっとだけ、お伝えしておきたいのです。

前回はホテル予約サイトの代表格のひとつ、じゃらんnetを例にとって、予約の進め方についてをお伝えしました。個別のホテル予約サイトはどこもだいたい、その手順 はじゃらんと似通っています。

ただ、取り扱っているホテル(旅館を含めて)の数や、得意なホテルのクラス(高級ホテルとかビジネスホテルとか)、得意な予約のタイミング(直前とか、ずっと前からとか)などは異なっています。

そのあたりを詳しくお伝えしていくと、きりがないのでぐっとこらえますが(笑)、大雑把に(本当にあえて大雑把に分けますと)、次のように2つのタイプがあるとみておいてください。

 

オールラウンド派、じゃらんと楽天トラベルは欠かせない!

その1、オールラウンド派

つまり、たいていのホテルや旅館をカバーしていて、サイト利用者のいろんな要望に応えられる予約サイトです。

じゃらんもこのタ イプの筆頭格ですが、もうひとつ、楽天トラベルのことも忘れるわけにはいきません。

私は以前に、東北や中国地方の山間部のホテルや旅館を探したことがある のですが、そうしたところの小さな宿泊施設まで網羅し、取り扱っているのは、じゃらんと、楽天トラベルだけでした。

楽天トラベルは、取り扱っているホテルプランの数では、じゃらんに勝るとも劣らぬ凄いサイトです。

サイトの華やかさとか分かりやすさでは、じゃらんの方が上のように私は思うのですが、楽天トラベルの方が使いやすいと感じる人もいることでしょう。

もし、楽天トラベルの方がいじってみて相性が良さそうでした ら、ぜひ、無料で楽天会員登録してみてください。そうするとホテルに宿泊するたびに「楽天スーパーポイント」がたまっていきます。

それに、楽天グループのほかのサービスでためたスーパーポイントがあれば、それを宿泊料金にあてることもできます。

ポイントサービスがほかのグループサービスと連動して充実して いる点は、楽天トラベルの大きな特徴です。

ちなみに、私は、じゃらんにも、楽天トラベルにも会員登録しています。この2つをおさえておくことは、魔法のホ テル予約術を高める上では欠かせないと思っています。

 

JTBが最安値だったりするから要チェック!

JTBなどの大手旅行会社の予約サイトも使い勝手がいい

ほかのオールラ ウンド派としては、国内大手旅行会社が運営する予約サイトが挙げられるでしょう。

まずJTB。天下のJTBというと、ホテルプランが何だか高そうな感 じもしますが、実はどっこい、最近ではホテルによっては、JTBで取り扱っているプランが一番安いこともあります。

もちろん、取り扱っているホテル数も非常に充実しています。特に有力なホテルとのパイプの太さでは追随を許さない凄さを感じます。

ですので、じゃらん、楽天トラベルをおさえた後は、ぜひ、 JTBでも無料会員登録を検討してみてください。

なお、JTBには現在、姉妹サイトとして「るるぶトラベル」があります。以前は、るるぶトラベルの方が低価格だったように思いましたが、最近では、取り扱っているプランがかなり似通ってきている感じがします。

るるぶトラベルもオールラウンドに使えますので、 サイトをいじってみて、JTBよりこちらの方が相性が良いようでしたら、るるぶトラベルをおさえるのも一手だと思います。

ちなみに、私は両方の会員になっ ています(笑)。

そして近畿日本ツーリスト。ここの予約サイトもオー ルラウンドに使えます。

JTBに比べて少し地味なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、どうしてどうして、ここもかなり頑張っていると思います。

振り返ってみますと、ここ数年、私が利用して予約を入れたのは、近畿日本ツーリストのものが結構多かったです。

ここはオールラウンドであるだけでなく、かなり 格安のプランを投入したり、かなり早い時期から取り扱ったり(つまり、ほかのところよりも早くに人気ホテルなどをキープできる!)、大健闘してくれているように感じます。ちなみに、私はここの会員にもなっています(苦笑)。

 

個性派の代表格は、高級ホテルにめちゃくちゃに強い「一休」だ

一休.comは、高級ホテルをチェックしたいときには欠かせないだろう

こうしたオールラウンド派の予約サイトがあるほかに、もうひとつ、注目していただきたいのは、取り扱うホテルプランの中身にオリジナリティーのある個性派サイトです。

その代表格としてまず挙げたいのは、一休.comです。

ここもオールラウンドに近いくらいにたくさんホテルプランを取り扱っているのです が、ここの魅力は、それよりも、高級なホテルプランが充実していて、サイト上でいろいろと高級ホテルとか、高級ホテルのクラブフロア(値段が高いですが一 段とゴージャスな部屋やサービスを提供してくれる)とかの特集をよくしていて、結構その値段が格安だったりするところです。

もし、あなたが高級ホテルに泊まるのが好きでしたら、場合によっては、オールラウンド派の予約サイトよりも、まず一休の会員になって、ここをホームグラウンドにするのも悪くないかもし れません。

一休には、満室の人気ホテルにキャンセルがあって、空きができたときに知らせてくれるメールサービスもあり ます。

高級レストランの予約サイトも併設していて、これも旅行を組み立てるときなどに使い勝手がいいです。

こうしたことから、私は一休にも無料会員登録して、結構使っております。

ほかの個性派としては、私が個人的にとても好きなのは、東武トップツアーズです。

ここは、取り扱っているホテルプラン数に関していうと、じゃらんや楽天トラベルなどに比べてずっと少ないのですが、 地域ごとの一番店のようなホテルをおさえていて、しかも、ほかの大手予約サイトではとっくに売り切れて「満室」の表示が出ているときにも、独自に部屋を確保していて、結構予約できてしまうのです。

「穴場」というと、東武さんに失礼かもしれませんが、そのくらいに隠れた魅力が満載です。日本旅行や名鉄観光にも、同じように意外な掘り出し物が眠っていることがあり、サイトを検索しているときにはワクワク感が高いです。

 

たくさんありすぎるホテル予約サイトとどう付き合う?

このように、個別企業が運営しているホテル予約サイトには、取り扱っているホテルプランが多いところもあれば、一部のグレードなどにとても強いところもあ り、千差万別です。

それではどこで予約するのがいいのかというと、それはどんな旅行を考えているのかによって大きく違ってくることでしょう。

もし高級ホテルに絞って考えているのでしたら、先ほどご紹介したように一休がいいのかもしれません。ただ、あまりネットで売りに出ていないホテルのプランを探している のなら、楽天トラベル、じゃらん、JTBなどになるでしょう。

このため、理想論をいいますと、少しでも多くの予約サイトに会員登録しておいて、旅行内容に合わせていちばん得意そうなサイトを使うのがベストだと思います。

私などは、そうやって使い分けることに喜び(?)を見出してしまうのですが、もちろん、そこまでホテル予約サイトとつきあう時間も余裕もない方もいらっしゃることでしょう。

そこで、いよいよご紹介していきたいのは、多くの個別予約サイトのプランを比較して一覧にしてくれる「横断検索サイト」です。

これがあるから、個別予約サイトの中に埋もれている魅力あるプランを探し出し、利用するのが楽になれるのです。

そこで、次回以降は、横断検索サイトについて一緒にみていくことにいたしましょう。

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

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2016年5月15日

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