「全国安い宿情報」をリュックに入れて旅に出る!
こんにちは、dadです。今日はいつもとは少し趣向を変え、ネットを使わないでホテル・旅館を探す愉しみについて書いてみたいと思います!
私はバカみたいにネット好きで、日本に誕生した多彩なホテル予約サイトを楽しみ、使いこなすことを趣味にしております(笑)。予約する際には、予約サイトを利用するようにしています。
よく、当日予約ならネットよりもホテルに直接電話をしたほうが空室をゲットできる!と言いますが、私は自分の経験からそういう意見には懐疑的です。
確かに1つのホテルだけを狙って、そのホテルの当日の空きをゲットするにはネットより電話の方がいい場合もまだあると思います。とはいえ、当日空いているホテルを探す局面では、そんな電話をしている時間的余裕がないことが多いのではないでしょうか。
ホテルへの問い合わせに時間を取られているよりも、当日予約に強いじゃらん.netや楽天トラベルで該当エリアのホテルを一網打尽にして検索する方がずっと空きをゲットできる確率は高い、というのが個人的な経験から感じているところです。
最近のじゃらんや楽天トラベルの当日ゲットしてくれる力はすごいものがあります。
おっと、このようにネット予約のすごさや面白さを語り始めたら止まらなくなるのですが、それでも、私も電話予約をまったくしないわけではありません。
時々、仕事でパソコンを使いすぎて頭の中がオーバーヒートしてきたら、出張に行くときも旅行に行くときも、パソコンやスマホから離れます。そんなとき、宿を探すのに使うのは、一冊の小さな本「全国安い宿情報」(税込み540円)です。これ、おすすめです。
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大きさはコンパクトA5判サイズ。iPad miniより少し大きいくらいです。手にすると、めちゃくちゃ軽いです。そこに全国の安いホテル、旅館、ペンション、ウイークリーマンション、カプセルホテル、ドミトリーなどの情報が5300軒分も詰まっています。
全部素泊まり5400円相当以下(東京・大阪・名古屋は6480円相当以下)なのだそうです。日本って、そんなに格安の宿があるのですね! いちばん上のサイト画像をクリックすると、編集を手がけている会社のサイトが立ち上がるので参照してみてください。
嵐のコンサートの宿も発掘!? 知られざる格安の宿がこんなに!
この本はネットよりも一覧性があり、旅行に出かけているような気分で見て楽しめます。試しに手にとってめくってみます。目に入ってきた「札幌周辺」 では、例えば「あおやま旅館」、1泊2食付き4900円、素泊まり2900円、入浴不要の場合、2600円、JR札幌駅から徒歩8分などとあります。
むむ、こんな旅館の名前は聞いたことがありません。主要なホテル予約サイトをまとめて検索してくれる横断検索サイトのトラベルコで調べても、まったくヒットしません。
これはほんの一例です。札幌といえば、この秋、嵐のコンサートが予定されていてホテルが満室ラッシュになっていますが、あおやま旅館などは、じゃらんにも楽天トラベルにも現れませんから、案外、空いているかもしれません。
「ホテルがとれない!」とネットカフェで夜を明かしたりするより、こういう格安の宿をゲットするほうがずっといい気がします。そんな宿が実にたくさん載っているのです。
もちろん地方だけでなく、東京の安い宿にもとても強いです。東京でいちばん安い宿が集まっている街と言われる南千住については、見開きで安い宿が24軒も特集されています。
ビジネスホテル福千やホテル丸忠、ホテルヒカリなど、有名なところも出ていますが、聞いたことのない宿もあります。その次のページには、これらを含めてなんと40軒近くも南千住の宿が一覧表になっています。
南千住にそんなに宿があったとは驚きです。最安値の宿は素泊まり2000円。ホテル予約サイトではこんな情報はなかなか手に入りません。恐るべしです。
いざとなったらこの本で宿を探して電話すればいい。そんな安心感を与えてくれるので、旅行に出かける際、カバンやリュックに入れておくと心強いです。
どのページも欄外には地域の観光情報を満載した「ひとくちメモ」を載せていて、在来線やバスでのんびり移動するときに読んでいて飽きません。
時々、この本で、ネットに現れない日本の宿の多さ、豊かさに触れると本当に楽しいです。
手紙やハガキでしか予約できない宿もある!
ちなみに、日本には電話予約すら受け付けていない究極のアナログの宿があるのをご存知ですか?
岩手県の野田村という村にある苫屋(とまや)。築150年を越す南部曲り家の宿です。
ご主人夫婦が無農薬で育てた野菜の創作料理などを囲炉裏端でいただけるそうで、非常に人気があります。
私はまだ泊まったことがないので、これ以上書き込むのは控えますが、もしご興味があれば、下記の野田村観光協会のサイトで紹介されているので、立ち寄ってみてください。
さて、次回からは、ホテル予約サイトや横断検索サイトに出ている特集ページの活用法などについて、東京ディズニーや京都の宿など、具体的な材料をひもといてまとめてみたいと思っています。もしよければ、またお立ち寄りください!
最後まで読んでくださってありがとうございました。