兵庫・丹波篠山の古民家に宿泊、リノベした部屋の予約ができる
こんにちは、dadです。前回はこの実践編で、高級ホテル予約サイトの一休.comが、ホテルの特別フロア(クラブフロアなど)に泊まるプランをたくさんそろえていることについてご紹介しました。今回は、一休が昨年ごろから、古民家の宿泊プランもいろいろと出していることについて触れておきたいと思います。
一休が始めた古民家の宿泊プランは、なかなかすごいものがあります。懐かしい日本の原風景が残る兵庫県の丹波篠山で、地元の人たちが築100年以上の古民家をリノベーション(再生)して古民家の宿「集落丸山」などをオープンさせています。またベンチャー企業が加わって、相当、気合いの入った「ホテルNIPPONIA」という古民家ホテルを立ち上げています。そんな丹波篠山の古民家の宿を中心に、「古民家・町家に泊まろう」という特集ページで紹介し始めています。このページで検索して、予約を入れることができます。例えば、篠山の「集落丸山」は、五右衛門風呂のある宿泊棟「ほの穂」(和室3部屋、洋室3部屋ほか合計150㎡、一棟貸切)が、近所からの朝食サービス付きで、2人宿泊なら税込み合計5万4000円から。高級コテージ並みか、それを上回る料金になりますが、日本の伝統的な住空間を満喫する貴重な宿泊体験となるでしょう。古民家の宿は各地に生まれていますが、一休が、リノベした新感覚の宿を中心にして紹介し始めたというのは面白い動きだなあと思います。
古民家の宿、relux、るるぶ、楽天などにも特集ページ!
古民家の宿を予約できるのは、実は、一休だけではありません。同じく高級ホテルの予約サイト、relux(リラックス)も、「むかし懐かしい『古民家』に泊まる」という小さな特集ページを出しています。例えば、古民家を移築してつくった静岡県の「花の雲 別荘」は、森の中にたたずむ離れの宿で、各棟に露天風呂もあります。古民家の良さを生かしながら、ハイクオリティーの宿泊空間を演出している感じですね。
それから、るるぶトラベルも、「【古民家・町家特集】古民家を満喫。」という小さな特集ページを出しています。こちらは福島、富山、石川、京都、岡山、徳島、熊本などの古民家の宿を10施設ほど紹介し、予約できるようにしています。
もうひとつ、楽天トラベルも「古民家に泊まろう 心奪われる、究極の古民家宿10選」という特集を出していました。reluxでも紹介していた静岡の「花の雲 別館」など、古民家を生かして新しい宿泊空間を提供しているところがメインになっています。
実は、私も築100年以上の古民家の宿に泊まったことがあるのですが、なるほど日本の古い住まいはこんなに豊かだったのかと、かなり衝撃を受けました。がっしりした柱の美しさ。囲炉裏の淡い光のあたたかさ。周りの田んぼから聴こえてくるカエルの鳴き声。懐かしくもあり、新鮮でもあり、時間が過ぎていってしまうのがものすごくもったいない感じで滞在しました。日本には古民家が22万軒くらいあるそうで、これから、それらを再生した古民家の宿はもっと増えてくるのでしょうね。いろんな地方の暮らしを味わえるようになるのはうれしいなと思います。玉石混交で、いいものもあれば、悪いものもあるでしょうから、ホテル予約サイトにはぜひ、がんばって、いい宿を橋渡ししてもらいたいなと思います。
>>relux「むかし懐かしい『古民家』に泊まる」
>>るるぶトラベル「【古民家・町家特集】古民家を満喫。」
>>楽天トラベル「古民家に泊まろう 心奪われる、究極の古民家宿10選」
最後まで読んでくださってありがとうございました。